枕草子139段 つれづれなるもの

円融院の 枕草子
中巻上
139段
つれづれ
つれづれなぐさむ

(旧)大系:139段
新大系:132段、新編全集:133段
(以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後、三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う)
(旧)全集=能因本:142段
 


 
 つれづれなるもの 所避りたる物忌。馬下りぬ双六。除目に司得ぬ人の家。雨うち降りたるは、まいていみじうつれづれなり。