古事記 安康天皇~原文対訳

允恭天皇 古事記
下巻
20代 安康天皇
雄略天皇

目次
20代 安康天皇(あんこう)

宮と系譜

(石上之穴穂宮・系譜なし)

親族殺害暗殺物語

大日下王の悲劇
安康がおじ(大日下)におば(妹)を弟(雄略)に→承諾
根臣の讒(はむかったという虚言)をヤスヤス安康信じる
大日下を殺して大日下の妻を寝取る→皇后に
目弱王(まよわ王・大日下の子・皇后の連れ子・7歳)
寝床の下の目弱王(父殺しの話を聞いてしまう)
目弱王による安康誅殺(寝ている間に首を斬る)
※皇后は夫殺し犯を知り、子供は知らなかった
→皇后はどのような思いかという冒頭の問いかけ
安康天皇陵
56歳・菅原之伏見岡

皇弟大長谷=雄略の殺戮物語

黒日子王・白日子王(雄略の兄達)の悲劇
兄安康の死に雄略激怒
黒日子:兄の訃報に怠けていると刀で打ち殺される
白日子:生き埋めにされ両目が走り抜けて殺される
※雄略の暴虐ぶりを表すエピソード
都夫良意美と目弱王
ツブラオミ家(目弱王子の逃げた先・雄略の別妻の父)
王子と家臣の最期(最後まで戦って自決)
※允恭記で逃げ込んだ軽太子を渡した大前小前と対照
市辺之忍歯王の悲劇(履中の子=安康のいとこ)
カラフクロウの謎々
忍歯王:夜既に曙ぬ(まだ寝てるのか=怠けてるのか)
忍歯王射殺解体さる(理由:発言が不快=宇多弖うたて)
意富祁王と袁祁王(仁賢と顕宗)
オホケとオケ逃げる(オシハの子・履中の孫=名が王家)
顔入墨の山城猪飼(賤に飯を奪われたが咎めない仁=兄)
馬飼牛飼として人に使われ兄弟で身を隠す
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