枕草子 一本(1-29)

中巻上 枕草子
一本
中巻中

 

上巻上
1-40
補1
上巻中
41-80
補3
上巻下
81-131
補2
中巻上
132-148
補0
一本
1-29
補0
中巻中
149-190
補5
中巻下
191-232
補1
下巻上
233-260
補0
下巻中
261-290
補5
下巻下
291-319
補1

 
※上中下巻は三巻本。下位区分の上中下は独自の便宜上のもの。
 「補」は三巻本になく能因本のみにある内容の計18段。準備中

 ここでの「一本」とは、枕草子三巻本最終段直前にある「一本 「きよしと見ゆるもの」の次に」という一まとまりの章段で、何の本か不明とするのが通説。大系はその上で「あるいは原形堺本なるものの形態をとどめているか」とするが、同じ池田亀鑑校訂の岩波文庫ではその部分はない。

 

三巻本
一本(1-29段)
異本
能因
題・冒頭
一本1   夜まさりするもの
一本2   火かげにおとるもの
一本3   聞きにくきもの
一本4   文字に書きてあるやうあらめど心得ぬもの
一本5   下の心かまへてわろくてきよげに見ゆるもの
一本6   女の表着は
一本7 299 唐衣は
一本8 300 裳は
一本9   汗衫は
一本10 301 織物は
一本11 302 綾の紋は
一本12   薄様色紙は
一本13   硯の箱は
一本14   筆は
一本15   墨は
一本16   貝は
一本17   櫛の箱は
一本18   鏡は
一本19   蒔絵は
一本20   火桶は
一本21   畳は
一本22   檳榔毛は
一本23 319 松の木立高き所の
一本24   きよげなる童べの髪うるはしき
一本25 239 宮仕所は
一本26   荒れたる家の蓬ふかく
一本27   池ある所の五月長雨の頃こそ
一本28 308 長谷にもうでて
一本29 316 女房の参りまかでには