枕草子264段 せめておそろしきもの

いみじう 枕草子
下巻中
264段
せめておそろしき
たのもしき

(旧)大系:264段
新大系:245段、新編全集:246段
(以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後は最も索引性に優れ三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う)
(旧)全集=能因本:251段
 


 
 せめておそろしきもの 夜鳴る神。近き隣に盗人の入りたる。わが住む所に来たるは、ものもおぼえねばなにとも知らず。近き火、またおそろし。
 
 

いみじう 枕草子
下巻中
264段
せめておそろしき
たのもしき