枕草子132段 二月、官の司に

七日の日の 枕草子
中巻上
132段
二月官の司
頭の弁の御もと

(旧)大系:132段
新大系:126段、新編全集:127段
(以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後、三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う)
(旧)全集=能因本:135段
 


 
 二月、官の司に定考といふことすなる、なにごとにかあらむ。孔子などかけたてまつりてすることなるべし。聡明とて、上にも宮にも、あやしきもののかたなど、かはらけに盛りてまゐらす。