徒然草180段 さぎちやう:原文

入宋の沙門 徒然草
第五部
180段
さぎちやう
降れ降れ粉雪

 
 さぎちやうは、正月に打ちたる毬杖を、真言院より神泉苑へ出だして、焼き上ぐるなり。
「法成就の池にこそ」とはやすは、神泉苑の池をいふなり。