| 目次 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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1069 無記 |
1070 無記 |
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1071 無記 |
1072 無記 |
1073 無記 |
1074 無記 |
1075 無記 |
1076 無記 |
1077 無記 |
1078 無記 |
1079 無記 |
1080 無記 |
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1081 無記 |
1082 無記 |
1083 無記 |
1084 無記 |
1085 無記 |
1086 黒主 |
1087 無記 |
1088 無記 |
1089 無記 |
1090 無記 |
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1091 無記 |
1092 無記 |
1093 無記 |
1094 無記 |
1095 無記 |
1096 無記 |
1097 無記 |
1098 無記 |
1099 無記 |
1100 敏行 |
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※二人以外全て無記名。大歌所(歌を管理した役所)が収集した歌とのこと。 三部に分かれ、-1073(大歌所歌)、-1086(神遊び歌)、-1100(東歌)。 全体に神がかり、古い調子である。序で強調した古の心でしめるということだろう。 この神は、天皇ではなく文字通りの意味。だから古典の歌は神事。今の物が時がたてば古典になるのではなく、古典の継承が古典になる。 最後に二人の人を入れたのは、どういう意図だろうか。黒主は六歌仙でおまけで挿入として、敏行を特別視していることは全体の配置からも間違いない。つまり、巻先頭連続は、文屋・小町・敏行(秋下・恋二・物名)であり、敏行は恋三の業平の連続を崩している。したがって、ここでは格上の残り二人を暗示している、と見れなくもない。 そしてその二人は一緒に無名で沢山歌を残し、歌の神というに相応しい(和歌三神の系譜)。だから小町は人格不詳ですぐ秋田に行くほどなのに、女性で先端を行き、突出して多く歌を残した。この時代、名が姓名で分かれて呼ばれる女性も小町のみ。 |
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| 1069 | |
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| 詞書 | 大歌所御歌:おほなほひのうた/日本紀には、つかへまつらめよろつよまてに |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
あたらしき 年の始に かくしこそ ちとせをかねて たのしきをつめ |
| かな |
あたらしき としのはしめに かくしこそ ちとせをかねて たのしきをつめ |
| 1070 | |
| 詞書 | 大歌所御歌:ふるきやまとまひのうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
しもとゆふ かつらき山に ふる雪の まなく時なく おもほゆるかな |
| かな |
しもとゆふ かつらきやまに ふるゆきの まなくときなく おもほゆるかな |
| 1071 | |
| 詞書 | 大歌所御歌:あふみふり |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
近江より あさたちくれは うねののに たつそなくなる あけぬこのよは |
| かな |
あふみより あさたちくれは うねののに たつそなくなる あけぬこのよは |
| 1072 | |
| 詞書 | 大歌所御歌:みつくきふり |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
水くきの をかのやかたに いもとあれと ねてのあさけの しものふりはも |
| かな |
みつくきの をかのやかたに いもとあれと ねてのあさけの しものふりはも |
| 1073 | |
| 詞書 | 大歌所御歌:しはつ山ふり |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
しはつ山 うちいてて見れは かさゆひの しまこきかくる たななしをふね |
| かな |
しはつやま うちいててみれは かさゆひの しまこきかくる たななしをふね |
| 1074 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
神かきの みむろの山の さかきはは 神のみまへに しけりあひにけり |
| かな |
かみかきの みむろのやまの さかきはは かみのみまへに しけりあひにけり |
| 1075 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
しもやたひ おけとかれせぬ さかきはの たちさかゆへき 神のきねかも |
| かな |
しもやたひ おけとかれせぬ さかきはの たちさかゆへき かみのきねかも |
| 1076 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
まきもくの あなしの山の 山人と 人も見るかに 山かつらせよ |
| かな |
まきもくの あなしのやまの やまひとと ひともみるかに やまかつらせよ |
| 1077 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
み山には あられふるらし とやまなる まさきのかつら いろつきにけり |
| かな |
みやまには あられふるらし とやまなる まさきのかつら いろつきにけり |
| 1078 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
みちのくの あたちのまゆみ わかひかは すゑさへよりこ しのひしのひに |
| かな |
みちのくの あたちのまゆみ わかひかは すゑさへよりこ しのひしのひに |
| 1079 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:とりもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
わかかとの いたゐのし水 さととほみ 人しくまねは みくさおひにけり |
| かな |
わかかとの いたゐのしみつ さととほみ ひとしくまねは みくさおひにけり |
| 1080 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:ひるめのうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
ささのくま ひのくま河に こまとめて しはし水かへ かけをたに見む |
| かな |
ささのくま ひのくまかはに こまとめて しはしみつかへ かけをたにみむ |
| 1081 | |
| 詞書 | 神あそひのうた:かへしもののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
あをやきを かたいとによりて 鶯の ぬふてふ笠は 梅の花かさ |
| かな |
あをやきを かたいとによりて うくひすの ぬふてふかさは うめのはなかさ |
| 1082 | |
| 詞書 |
神あそひのうた:かへしもののうた /この歌は、承和の御へのきひのくにの歌 |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
まかねふく きひの中山 おひにせる ほそたに河の おとのさやけさ |
| かな |
まかねふく きひのなかやま おひにせる ほそたにかはの おとのさやけさ |
| 1083 | |
| 詞書 |
神あそひのうた:かへしもののうた /これは、みつのをの御への みまさかのくにのうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
美作や くめのさら山 さらさらに わかなはたてし よろつよまてに |
| かな |
みまさかや くめのさらやま さらさらに わかなはたてし よろつよまてに |
| 1084 | |
| 詞書 |
神あそひのうた:かへしもののうた /これは、元慶の御へのみののうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
みののくに 関のふち河 たえすして 君につかへむ よろつよまてに |
| かな |
みののくに せきのふちかは たえすして きみにつかへむ よろつよまてに |
| 1085 | |
| 詞書 |
神あそひのうた:かへしもののうた /これは、仁和の御へのいせのくにの歌 |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
きみか世は 限もあらし なかはまの まさこのかすは よみつくすとも |
| かな |
きみかよは かきりもあらし なかはまの まさこのかすは よみつくすとも |
| 1086 | |
| 詞書 |
神あそひのうた:かへしもののうた /これは、今上の御へのあふみのうた |
| 作者 | 大伴くろぬし(大伴黒主) |
| 原文 |
近江のや かかみの山を たてたれは かねてそ見ゆる 君かちとせは |
| かな |
あふみのや かかみのやまを たてたれは かねてそみゆる きみかちとせは |
| 1087 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
あふくまに 霧立ちくもり あけぬとも 君をはやらし まてはすへなし |
| かな |
あふくまに きりたちくもり あけぬとも きみをはやらし まてはすへなし |
| 1088 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
みちのくは いつくはあれと しほかまの 浦こく舟の つなてかなしも |
| かな |
みちのくは いつくはあれと しほかまの うらこくふねの つなてかなしも |
| 1089 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
わかせこを 宮こにやりて しほかまの まかきのしまの 松そこひしき |
| かな |
わかせこを みやこにやりて しほかまの まかきのしまの まつそこひしき |
| 1090 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
をくろさき みつのこしまの 人ならは 宮このつとに いさといはましを |
| かな |
をくろさき みつのこしまの ひとならは みやこのつとに いさといはましを |
| 1091 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
みさふらひ みかさと申せ 宮木のの このしたつゆは あめにまされり |
| かな |
みさふらひ みかさとまうせ みやきのの このしたつゆは あめにまされり |
| 1092 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
もかみ河 のほれはくたる いな舟の いなにはあらす この月はかり |
| かな |
もかみかは のほれはくたる いなふねの いなにはあらす このつきはかり |
| 1093 | |
| 詞書 | 東歌:みちのくうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
君をおきて あたし心を わかもたは すゑの松山 浪もこえなむ |
| かな |
きみをおきて あたしこころを わかもたは すゑのまつやま なみもこえなむ |
| 1094 | |
| 詞書 | 東歌:さかみうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
こよろきの いそたちならし いそなつむ めさしぬらすな おきにをれ浪 |
| かな |
こよろきの いそたちならし いそなつむ めさしぬらすな おきにをれなみ |
| 1095 | |
| 詞書 | 東歌:ひたちうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
つくはねの このもかのもに 影はあれと 君かみかけに ますかけはなし |
| かな |
つくはねの このもかのもに かけはあれと きみかみかけに ますかけはなし |
| 1096 | |
| 詞書 | 東歌:ひたちうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
つくはねの 峰のもみちは おちつもり しるもしらぬも なへてかなしも |
| かな |
つくはねの みねのもみちは おちつもり しるもしらぬも なへてかなしも |
| 1097 | |
| 詞書 | 東歌:かひうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
かひかねを さやにも見しか けけれなく よこほりふせる さやの中山 |
| かな |
かひかねを さやにもみしか けけれなく よこほりふせる さやのなかやま |
| 1098 | |
| 詞書 | 東歌:かひうた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
かひかねを ねこし山こし 吹く風を 人にもかもや 事つてやらむ |
| かな |
かひかねを ねこしやまこし ふくかせを ひとにもかもや ことつてやらむ |
| 1099 | |
| 詞書 | 東歌:伊勢うた |
| 作者 | 無記(よみ人しらす) |
| 原文 |
をふのうらに かたえさしおほひ なるなしの なりもならすも ねてかたらはむ |
| かな |
をふのうらに かたえさしおほひ なるなしの なりもならすも ねてかたらはむ |
| 1100 | |
| 詞書 | 東歌:冬の賀茂のまつりのうた |
| 作者 | 藤原敏行朝臣 |
| 原文 |
ちはやふる かものやしろの ひめこまつ よろつ世ふとも いろはかはらし |
| かな |
ちはやふる かものやしろの ひめこまつ よろつよふとも いろはかはらし |
