枕草子296段 神のいたう鳴るをりに

きらきらし 枕草子
下巻下
296段
神のいたう
坤元録の

(旧)大系:296段
新大系:277段、新編全集:277段
(以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後は最も索引性に優れ三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う)
(旧)全集=能因本:275段
 


 
 神のいたう鳴るをりに、雷鳴の陣こそいみじうおそろしけれ。左右の大将、中、少将などの御格子のもとに候ひ給ふ、いといとほし。鳴りはてぬるをり、大将仰せて、「おり」と宣ふ。
 
 

きらきらし 枕草子
下巻下
296段
神のいたう
坤元録の