徒然草159段 みなむすび:原文

盃の底 徒然草
第四部
159段
みなむすび
門に額懸くる

 
 「みなむすびといふは、糸を結びかさねたるが、蜷といふ貝に似たればいふ」と、あるやんごとなき人仰せられき。
「にな」といふは、あやまりなり。