原文 |
書き下し 漢文叢書 |
現代語訳 下村湖人+【独自】 要検討 |
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子曰 | 子曰く、 | 先師がいわれた。 |
唯 上知與 下愚 |
唯たゞ 上知じやうちと 下愚かぐとは |
「最上位の賢者と、 最下位の愚者 だけは、 |
不移也 | 移うつらず。 | 【入れかわらない】 |
×永久に変らない。」 |
【本章は、前章の「性相近きなり、習い相遠きなり」と一続きで読む。】
○ 原文の「不移」は「上知」にとつては「求道心の不変なること」を意味し、「下愚」にとつては「愚昧の不変なること」を意味する。
○ 本章もまた、「上知と下愚とは移らず」という文語訳を、そのまま生かしたい言葉である。