原文 |
書き下し 漢文叢書 |
現代語訳 独自 |
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子夏曰 | 子夏しか曰く、 | 子夏曰く、 |
仕而 優 則學 |
仕つかへて而しかうして 優いうなれば 則すなはち学まなぶ、 |
仕えてそして その仕事が優れていれば、 それをさらに学ぶ。 |
學而 優 則仕 |
学まなんで而しかうして 優いうなれば 則すなはち仕つかふ。 |
学んでそして、 学んだ事が優れていれば、 それで仕える。 |
以下、下村湖人の訳 | ||
子夏がいった。 「仕えて 餘力があったら 学問にはげむがいい。 学問をして 餘力があったら、 出でて仕えるがいい。」 |
○ この語は前段と後段との順序が逆になつているのではないか、という説がある。なるほど、それがわれわれの常識に合致する。