論語11-6 季康子問 弟子孰為好学:原文対訳

南容 論語
先進第十一
6
季康子問
顏淵死顏路請
原文 書き下し
漢文叢書
現代語訳
下村湖人
要検討
季康子問 季康子きかうし問とふ、  大夫の季康子がたずねた。
弟子孰爲好學 弟子ていし孰たれか学がくを好このむと為なす。 「お弟子のうちで、だれが学問の好きな人でしょう。」
孔子對曰 孔子こうし対こたへて曰く、  先師がこたえられた。
有顏回者 顏回がんくわいといふ者もの有あり、 「顔囘というものがおりまして、
好學 学がくを好このむ、 学問が好きでございましたが、
不幸短命死矣 不幸ふかう短命たんめいにして死しせり、 不幸にして若くて死にました。
今也則亡 今いまや則すなはち亡なし。 もうこの世にはおりません。」
南容 論語
先進第十一
6
季康子問
顏淵死顏路請