(旧)大系:230段 新大系:213段、新編全集:214段 (以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後最も索引性に優れる三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う) (旧)全集=能因本:206段
五月の菖蒲の秋冬過ぐるまであるが、いみじうしらみ枯れてあやしきを、ひき折りあげたるに、その折の香の残りてかかへたる、いみじうをかし。