(旧)大系:251段 新大系:232段、新編全集:233段-2 (以上全て三巻本系列本。しかし後二本の構成は2/3が一致せず混乱を招くので、以後は最も索引性に優れ三巻本理論の根本たる『(旧)大系』に準拠すべきと思う) (旧)全集=能因本:226段
雪は、檜皮葺(ひはだぶき)、いとめでたし。すこし消え方になりたるほど。また、いと多うも降らぬが、瓦の目ごとに入りて、黒うまろに見えたる、いとをかし。
時雨、霰は 板屋。霜も、板屋。庭。