段 | 冒頭 |
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41 | 五月五日 |
42 | 唐橋中将といふ人の子に |
43 | 春の暮れつ方 |
44 | あやしの竹の編戸のうちより |
45 | 公世の二位のせうとに |
46 | 柳原の辺に |
47 | ある人、清水へ参りたりけるに |
48 | 光親卿 |
49 | 老来たりて |
50 | 応長の頃、伊勢国より |
51 | 亀山殿の御池に |
52 | 仁和寺にある法師 |
53 | これも仁和寺の法師 |
54 | 御室に、いみじき児のありけるを |
55 | 家の作りやうは |
56 | 久しく隔たりて会ひたる人の |
57 | 人の語り出でたる歌物語の |
58 | 道心あらば、住む所にしも |
59 | 大事を思ひ立たむ人は |
60 | 真乗院に、盛親僧都とて |
61 | 御産のとき甑落とすことは |
62 | 延政門院いときなくおはしませる時 ♪ |
63 | 後七日の阿闍梨 |
64 | 車の五緒は、必ず人によらず |
65 | この頃の冠は |
66 | 岡本関白殿【伊勢物語】 |
67 | 加茂の岩本、橋本は ♪ |
68 | 筑紫に、なにがしの押領使など |
69 | 書写の上人は |
70 | 元応の清暑堂の御遊に |
71 | 名を聞くより、やがて面影は |
72 | 賎しげなるもの |
73 | 世に語り伝ふること |
74 | 蟻のごとくに集まりて |
75 | つれづれわぶる人は |
76 | 世のおぼえはなやかなるあたりに |
77 | 世の中に、その頃人のもてあつかひ |
78 | 今様のことどもの珍しきを |
79 | 何事も入りたたぬさましたる |
80 | 人ごとに、我が身にうとき事を |