♪♀おなじ女(右近:百人一首38歌人、醍醐中宮穏子女房)
おなじ女のもとに、 さらに音もせで、雉をなむおこせたまへりける。
返りごとに、
♪116 栗駒の 山に朝たつ 雉よりも かりにはあはじと 思ひしものを
となむいひやりける。