原文 |
書き下し 漢文叢書 |
現代語訳 下村湖人 要検討 |
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子張曰 | 子張しちやう曰く、 | 子張がいった。 |
執德 不弘 |
徳とくを執とること 弘ひろからず、 |
「何か一つの徳に固まって、 ひろく衆徳を修めることが出来ず、 |
信道 不篤 |
道みちを信しんずること 厚あつからずんば、 |
正道を信じても、 それが腹の底からのものでなければ、 |
焉能 爲有 |
焉いづくんか能よく 有ありと為なし、 |
そんな人は居ても 大して有りがたくないし、 |
焉能 爲亡 |
焉いづくんか能よく 亡なしと為なさん。 |
いなくても 大して惜しくはない。」 |