上巻上 1-40 補1 |
上巻中 41-80 補3 |
上巻下 81-131 補1 |
中巻上 132-148 補0 |
一本 1-29 補0 |
中巻中 149-190 補4 |
中巻下 191-232 補1 |
下巻上 233-260 補0 |
下巻中 261-290 補5 |
下巻下 291-319 補1 |
※上中下巻は三巻本の区分。下位区分の上中下は独自の便宜上のもの。
「補」は主要三巻本になく能因本(旧全集:三条西家旧蔵本)のみにある段で独自に補ったもの。思いのまま書いた原稿・草稿たる能因本から、より広く人の目に触れることが適当でない段を著者が整理・欠落させたものと解する(独自。最終段参照)。この点、上巻上参照。
大系 段 |
全集 能因 |
題・冒頭 |
---|---|---|
291段 | 270 | 日のうらうらとある昼つ方 |
292段 | 271 | 成信の中将は |
293段 | 272 | つねに文おこする人の |
294段 | 273 | 今朝はさしも見えざりつる空の |
295段 | 274 | きらきらしきもの |
296段 | 275 | 神のいたう鳴るをりに |
297段 | 276 | 坤元録(こんげんろく)の御屏風こそ |
298段 | 277 | 節分違へなどして夜深く帰る |
299段 | 278 | 雪のいと高う降りたるを |
300段 | 279 | 陰陽師のもとなる小童べこそ |
301段 | 280 | 三月ばかり、物忌しにとて |
302段 | 282 | 十二月廿四日 |
303段 |
283, 284 |
宮仕へする人々の出で集まりて |
304段 | 285 | 見ならひするもの |
305段 | 286 | うちとくまじきもの |
306段 | 286 | 日のいとうららかなるに |
307段 | 287 | 右衛門の尉なりける者の |
308段 | 288 | 小原の殿の御母上とこそは |
309段 | 289 | また、業平の中将のもとに |
310段 | 290 | をかしと思ふ歌を |
311段 | 291 | よろしき男を下衆女などのほめて |
312段 | 左右の衛門の尉を | |
313段 | 292 | 大納言殿参り給ひて |
314段 | 293 | 僧都の御乳母のままなど |
315段 | 294 | 男は、女親亡くなりて |
316段 | 297 | ある女房の、遠江の子なる人を |
317段 | 298 | びんなき所にて |
318段 | 296 | まことにや、やがては下る |
319段 |
321, 322 |
この草子、目に見え心に思ふことを |
補16 | 323 | わが心に もめでたくも思ふ事を、人に語り(能印本特有跋) |
奥書 | 枕草子は、人ごとに持たれども | |
奥書 | 本云 往事所持之荒本紛失年久 |