♪×在中将(著者誤認定。伊勢第52段:飾り粽の昔男に業平を代入しているが、その通説自体が風説以外一切事実の裏付けがない一方的みなし認定で、昔男は二条の后に近侍し歌を提供した文屋(独自)) 人(これは紀有常。伊勢物語の文脈では確実にそう言える(独自))
在中将のもとに、人のかざりちまきおこせたりける返しに、かくいひやりける。
♪274 あやめ刈り 君は沼にぞ まどひける われは野にいでて かるぞわびしき
とて、雉をなむやりける。