古事記は創世記を受けている。
最初の主神、冒頭のボイド、創世と男女、物語の最後に示す系譜。世界で最も読まれるとされる最古の本の渡来を、宗教の布教と絡める必然性は全くない。
古事記最初の天中主神を否定し、唯一神ではなく八百万の神とかいう人は、論理体系的理解と注意深さがない。創世記で万象を創造した神の最初の自称は、「われわれ」である。
シルクロード(road)は、主のLORDに掛かり、GOD, LORDで神道。
これが Yahweh(way)の道。
全地は同じ発音、同じ言葉であった(創世11:1)。統一原語。「道(ことば)は即ち神なり」(文語訳ヨハネ1:1)。
でないと八(ヤ・ハ)のみ神々の頭につく実質的な説明ができない(ヤハウェが本来の読みで、エホバはエバ的な解釈)。
名前(namae)はナーメでname。肝心なことはユニバーサル。The word of Lord is the world.
これ以上通るような、人類的に意義ある説明があるだろうか。いやない。
イブ(Eve)でイセ(Ise)。だから宙に浮いて伊勢にある。
Eveで Ave Maria。Aveは道の略語(古い道。ニューがない)。Ave MariaはEve Name。だから独自の信仰と影響力をもつ。
根の国で何度も死ぬ子供を復活させ、乳を与え、繰り返し助けた御祖命(みおや)。そう明示されるのは「神產巢日御祖命」(カミムスビ)のみ。神々の母。最初の造化三神(天中主神・タカムスビ・カミムスビ)。これが万葉集でいう垂乳根の母。高木(タカムスビ)と天照が並んで安河原にいるので、天照はカミムスビの化身。これが天照別格信仰の由縁。タカムスビはアダム。イブはアダムのパートナー。
八は神の頭文字。
百は創造主(ものをつくったもの・One handmade)の象徴、
万は万象。
合わせ八百万、禁軍(Kingの軍)の枕詞。古来中国における圧倒的な無敵の連合軍隊。
つまり八百万とは、万軍の主(Yahweh of Armies)に服す天上の神々(element)のシンボル。
神々=goods=道具。この道は神、即ち天道である。子は、最狭義には神の分身たる受肉で使徒やキリストではない。最広義では人類である。
神の頭文字がヤで、八洲国と靖国の由来で、ヤマトとjapan(ヤーパン)の由来。日出づるの日は天道。その受肉に備えるための名前。
受肉した神がヤコブと相撲をとってイスラエル=(God) is real と名づけた。だから靖国の境内に土俵があるのだろうし、生活風習と全く関連を見出しがたい相撲が国技とされ、神儀奉納性が強調されるのだろう。
その神はファラオのような権力者側ではなく、無名の民衆を率いてきた。生かさず殺さずの奴隷社会から脱却させ、神の庇護(摂理)を信じ、前に進むように示されると、なぜこんな苦難にあわせるとか、なぜ救わないとか、この神はすぐ滅ぼす野蛮な神だとか、他方で悪が放置されるからやはり神などいないといい、すぐ言葉を曲解する野蛮さを、神など信じるからだと嘲笑してきた。
靖国のすぐ右上には伊勢の分社がある(天照と、造化三神を祀る縁ムスビの社)。
白兎の発言通りに行動する八上(やがみ)姫は、天照の化身。だからスサノオの領分の海水にさらされ泣いていた。
そうしていろといった神々=八十神(ヤソ神)は、神の作った精神法則の象徴である。ヤソは外来(土着外)の神の教えでキリストのことではない。