枕草子 概要

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枕草子
概要
題名の由来


 清少納言『枕草子』(1001年頃)、319段(三巻本の両類本)。
 

 題名の由来清少納言という由来を論じ、和歌一覧全文を別ページにまとめた。

 


目次

題名の由来
枕草子=枕にする用の本。読まれることを表向きは目的としていない(最終段の一貫した秘蔵の文脈)。

枕:
「枕にこそは侍らめ」=この紙は枕にしてこそでしょうね
史記を書写した余りの分厚い紙束を貰った文脈

史記に掛け先頭の枕が四季(結論同じ先行説があるが、「四季を枕にしましょうか」というのは文脈でも文言でも無理な答えの先取り)
分厚い紙束=読むと眠くなる・枕として使用する本=百科事典の類(独自)

歌詞の枕詞ではなく文章なので枕草子

清少納言の由来(在中将を受けたペンネーム)
在中を受けた平中の時点で身分と切り離された

全文(11万~12万字)。長文だが源氏の7~8分の1

単純化すると執筆着手時期は源氏物語が先

和歌一覧(36首。同列の作品に比べ少ない)